現役引退を発表した車いすテニスの国枝慎吾選手について、木原官房副長官は「多くの国民に勇気と感動を届けていただいた」と功績を称えたうえで、国民栄誉賞については「過去の事例を参考にしながら考える必要がある」と述べました。

木原官房副長官
「けがを乗り越えて東京オリンピックで金メダルを獲得した姿というものは、多くの国民に勇気と感動を届けていただいたというふうに思います」

車いすテニスの国枝選手は、男子シングルスでパラリンピック金メダル3回、4大大会では28回もの優勝を誇るなど圧倒的な存在として世界をリードしてきました。

木原官房副長官はその栄誉を「多くの国民に勇気と感動を届けていただいた」と賞賛し、「これまでの活躍に心から敬意を表したい、お疲れ様でしたと申し上げたい」とコメントしました。

また、国民栄誉賞の授与については「過去の事例なども参考にしながら考える必要がある」と述べました。