来年8月末で営業を終了する大丸下関店(山口県下関市)の土地と建物について、店を運営する大丸松坂屋百貨店の常務執行役員らが25日、下関市に無償で譲渡する意向を前田晋太郎市長に伝えました。

大丸下関店を運営する大丸松坂屋百貨店の成田元司常務執行役員らが、下関市の前田市長を訪ね、無償譲渡の意向を伝えました。
大丸下関店はJR下関駅前の複合商業施設、シーモール下関の核店舗です。

にぎわいの拠点として長年、市民に親しまれてきた百貨店ですが、減収傾向に歯止めがかからず、今年6月、来年8月末での閉店が発表されました。
大丸下関店側は、閉店後の土地と建物の譲渡先として企業なども含め検討した結果、再開発計画が進むJR下関駅前の総合的な発展のため市に無償で譲渡することにしたということです。
土地の広さはおよそ5200平方メートルで、建物は9階建てで延べ床面積はおよそ3万8500平方メートルです。
価格は土地が11億5000万円で、建物は非公表としています。
大丸松坂屋百貨店 成田元司 常務執行役員
「地元の方々がどうあの場で生活を楽しみ、産業の発展につながるのかといったそういったことをするためにもですね、いろんな選択肢、いろんな方々のご意見を集めていただきながら、ぜひ今後の方針というのを決めていただければなと思っています」

前田市長は「下関市の明るい未来のためにどのような対応がいいのか、しっかりと考えたい」と話していました。今月28日に庁内対策会議を開いて、対応を考えたいとしています。














