いつもとは違った「あじわい」があったようです。地元特産のブルーベリーを余すところなく楽しんでほしいと、果実を使って染め物をする教室が25日、山口市でありました。

濃い青紫色の果実。染料として使われるのは、山口市の大内地区で栽培されたブルーベリーです。

生産グループの代表が、絞り染めの方法を集まった子どもたちに説明しました。

絞り染めは布をたたんだり、輪ゴムで縛ったりして染めの濃淡をつくり模様にする技法です。どんな模様ができるかは、できてからのお楽しみです。

下準備ができたところでブルーベリーをステンレスの鍋に入れ、火にかけて染料をつくります。

児童
「食べたくなります」

大内地区では毎年、28戸の農家が2トンの出荷を目指してブルーベリーを栽培しています。割れたり落ちたりして食用にできない果実の活用が課題となっています。

子どもたちは布を染料に浸してもみ込みます。しばらく時間をおいて、ミョウバンで色止めをしたあと、輪ゴムを取り除くと世界にひとつだけの絞り染めが完成しました。

児童
「ここがピンクだったり紫だったりして、想像と違う色が出てきたりしてびっくりしました」
「ビー玉を使ったので丸だと思っていたんですけど、四角だったのでちょっとびっくりしました」

生産グループでは、体験を通して地元への愛着を強めてほしいとしています。

大内ブルーベリー生産部会 荒瀬澄枝 部会長
「一番は子どもたちに大内って何があるのって言われたときに、ブルーベリーがあるって言ってもらいたい」

子どもたちは仕上がった「ブルーベリー染め」を誇らしげに掲げていました。