リチウムイオン電池の材料として注目される「単層カーボンナノチューブ」。化学メーカーの日本ゼオンは、増産に向けて山口県周南市の徳山工場に新しい工場を建設します。

起工式(25日)には、日本ゼオンの豊嶋哲也社長をはじめ関係者44人が出席しました。
新しい工場は、2015年に生産が始まった工場の隣に建設されます。

ここでは「単層カーボンナノチューブ」という炭素でできたリチウムイオン電池の材料を生産します。
カーボンナノチューブは電気や熱の伝導率が高く、電池の容量を増やし、寿命を延ばす効果があるということです。
リチウムイオン電池は電気自動車やAIのデータセンターなどに使われていて、日本ゼオンは今後の需要拡大を見据えて、新工場の建設に踏み切りました。
日本ゼオン 豊嶋哲也 社長
「今はまだ売り上げが少ないですが、これから5年・10年という中で、日本ゼオンの主力製品の一つになるというふうに考えて期待しています」
新工場は地上2階建てで、延床面積はおよそ4000平方メートルになります。
効率化を図ることで、生産能力は現在の数十倍になるということです。
新工場は、2028年2月に完成の予定です。














