8月23日午前7時半頃、富士山富士宮口登山道8合目付近で、男性(75)が体調不良により動けなくなり、救助を要請しました。男性は、静岡県警の山岳遭難救助隊員に救助され、下山後に病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

救助を要請したのは、千葉県市川市に住む金属加工業の男性(75)です。

警察によりますと、男性は、ガイド付きのツアーに参加していて、8月21日午後1時に富士山吉田口の5合目から登山を開始し、その日の夜は吉田口8合目の山小屋に宿泊しました。

翌8月22日午前5時15分に山小屋を出て山頂に向けて出発し、午前9時30分頃に登頂。富士宮口の富士山頂にある山小屋に泊まりましたが、夜に38度近い熱が出るなど体調が悪化したといいます。翌8月23日午前5時に下山を開始したものの、体調不良で動けなくなり、富士山富士宮口8合目付近の山小屋に常駐している医師の診察を受けました。男性は、高山病とは違う、足元のふらつきや意識が遠のくなどの症状を訴えており、医師が富士山9合目に常駐している静岡県警山岳遭難救助隊員に要請しました。

男性は、山岳遭難救助隊員と共に下山し、午前11時すぎには富士宮口5合目に到着。その後病院に搬送されたということですが、命に別状はないということです。

男性は、15年の登山歴があり、富士山にも複数回登っていたということです。

警察は「装備や体調を万全に準備し、登山開始前に少しでも体調や天候等に不安を感じた場合には、登山を中止しましょう」と呼び掛けています。