岸田総理は、政府が6月に経済財政運営の基本方針を示す骨太の方針を策定するまでに「将来的なこども・子育て予算の倍増に向けた大枠を提示する」としました。23日の施政方針演説のなかで述べました。

岸田総理は、まずは、こども・子育て政策の内容をまとめたうえで、「その内容に応じて、社会全体でどのように安定的に支えていくかを考えいく」と述べ、財源の議論を行う前に具体策の議論を行う方針を示しました。

また、「各種の社会保険との関係、国と地方の役割、高等教育の支援の在り方など、さまざまな工夫をする」と述べる一方で、増税を財源とする選択肢には触れませんでした。