おととい(19日)、岡山県笠岡市で「海底耕うん」が行われました。海底をかき混ぜて酸素を供給し、魚介類が育ちやすい環境にするのが目的です。

海底を耕すチェーンが沈められます。「海底耕うん」は建築や港湾工事を手がける笠岡市の天野産業が北木島沖で実施しました。市や漁協などと結ぶ「美しく豊かな海づくりに関する協定」に基づいた事業です。

クレーンで吊り下げたチェーンで海底の堆積物をかき混ぜ、酸素を取り入れることで、魚介類が育ちやすい環境をつくります。

(笠岡市漁業協同組合 竹田文聡組合長)
「タコとかそういうものがほとんどいないので、やはり(海底耕うん)をやらんといけんのかなと思います」

漁業関係者によると笠岡市沖では、海底の低酸素化や海藻類の減少などで漁獲量が減少しています。今回の作業は大型クレーンを使用し、北木島沖の海底500メートル四方をかき混ぜました。

(天野産業 天野和彦社長)
「こういう取り組みをしているというのが、他の(漁業協同)組合の人の刺激というか、うちもこんなことをやったらいいなとかいう、ちょっとそういうのにもなってくれたらいいのかなというのもあります」

今回の「海底耕うん」に関しては、来月(9月)下旬に効果が検証されます。