2月3日に愛知県稲沢市で行われる「国府宮(こうのみや)はだか祭」を前に、23日、神男(しんおとこ)の選定式が行われました。
稲沢市の国府宮では23日朝、祭の始まりを告げる標柱(しめばしら)が建てられました。
「国府宮はだか祭」は、下帯姿の男たちが激しくぶつかり合い、神男に触れると「厄が落ちる」といわれ、ことしは3年ぶりに“もみ合い”が行われます。
午前10時から神男を決める選定式が始まり、36歳から48歳までの5人の志願者がくじを引き、ことしの神男は愛知県あま市の自営業、矢澤謙二(やざわけんじ)さん(41)に決まりました。
(ことしの神男に決まった 矢澤謙二さん)
「神様に選んでもらったということなので感謝しています。一生懸命やりたいと思います」
矢澤さんは、祭りの3日前から儺追殿(なおいでん)にこもって身を清め、本番に備えます。