ラグビーの本場ニュージーランドに単身で留学している大分市出身の男子中学生がいます。家族の支えを受けながら夢の実現に向けて挑戦する姿を追いました。
オールブラックスの強さにひきつけられ…
大分市出身の永吉天馬さん(15)。小学6年生のときに親元を離れ、ある大きな夢を抱いてニュージーランドにラグビー留学しています。
永吉天馬さん「自分の夢がオールブラックスになるということなので、夢に近づくために行きました」

父親の影響で幼いころからラグビーに触れてきた永吉さんは、5歳のときにテレビで観たオールブラックスの強さにひきつけられたといいます。留学先は数多くの代表選手を輩出している強豪校です。体の大きさだけでなくスピードもスキルもある高いレベルのなかで日々、楕円球を追っています。
永吉天馬さん「不安はなくて、楽しみだけでした。全員が全員フォワードの体形をしているのでみんな強い。ずっと結果が出ていない。自分なりに頑張っているけど周りのレベルが高い」
学校の長期休暇を利用して去年12月下旬から一時帰国している永吉さん。この1か月間は大分東明高校ラグビー部の練習に参加し、大きな刺激を受けています。
永吉天馬さん「帰ってきてレベルが高いチームで学ばせてもらってうれしい。いい経験です」