熊本地震の被災地では上水道だけではなく、井戸の断水も続いてます。そのような中、国や県などでつくるおよそ10人の専門チームが現地に入り、井戸の早期復旧に向けて調査を始めました。
熊本県八代市の金剛地区を訪れたのは、井戸復旧に向けた専門チームです。
記者
「被災した井戸からは泥が混じった水が出ています」
この地域では、液状化現象で井戸と各家庭をつなぐパイプに砂が入った可能性があるということで、専門業者たちがパイプの中を洗浄する作業をしましたが、完全に復旧するかどうかは数日経たないとわからないということです。
およそ1600世帯が暮らす金剛地区は水道管が通っておらず、飲み水や生活用水を井戸水に頼っていました。しかし、井戸を修理できる業者は少なく、修理費用も高額になるうえ、場合によっては井戸を掘り直す必要があるため、住民からは不安の声が上がっています。
住民(80代)
「井戸水は全然出ない。不自由だけど、我慢しないと」
八代市によりますと、市内で井戸を使うおよそ4400世帯が被災しているということですが、復旧時期は見通せないということです。
熊本県環境保全課 廣畑昌章 課長
「井戸洗浄を含めた形で原因を早く特定し、復旧を図りたい。次につなげるための重要なステップなので、作業を速やかに進めたい」
専門チームは今後、各家庭で井戸の不具合の原因を無償で調べ、早期復旧につなげる考えです。
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