検察ナンバー2の東京高検検事長に新たに就任した松本裕氏がきょう(17日)記者会見を開き、「公正誠実に職務を遂行することで都民、県民の負託に応えたい」と抱負を述べました。
東京高検検事長に今月12日付で就任した松本氏は、兵庫県出身の61歳。1991年に任官し、福島地検次席検事や法務省秘書課長、津地検検事正、福岡高検検事長、名古屋高検検事長などを歴任しました。
きょう(17日)の会見で松本氏は、「検察は事案の真相解明という大切な役割と同時に、犯罪被害者支援や罪を犯した人の再犯防止の取り組みも大事な役割だ。検事長として力を尽くし、負託に応えたい」と抱負を語りました。
記者から、東京と大阪の特捜部検察官による不当な取り調べや、東京地検特捜部の検察官による事件関係者との不適切な交際が相次いで発覚したことについて問われると、「検察の信頼、国民の信頼を損なうもので、検察活動の遂行を阻害する要因だ。日々の検察官の業務を誠実に積み上げていくことで、信頼回復を図りたい」と述べました。
松本氏はまた、2010年に発覚した大阪地検の証拠改ざん隠ぺい事件後、検察当局が策定した「検察の理念」を挙げ、「いま、この理念が実践できているのかどうか。検察改革を体験した幹部だけでなく、一線の検察官も自ら問いかけることが大事だ」と語りました。
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