クイズを通して命を守るための大切な知識を覚えて頂きたい「防災クイズ」のコーナーです。防災士の資格を持つ前田アナウンサーです。

きょう(17日)で、最大震度7を観測した熊本地震の発生から20日です。この地震を機に「自宅の地震対策は大丈夫か」と、改めて見直した方も多いかもしれません。

例えば、タンスなど大きな家具の転倒を防ぐための、このような「突っ張り棒」。天井との間に取り付けるものですが、実は取り付ける場所によって、その効果が変わってくるんです。

そこで、きょうの問題です。耐震用の突っ張り棒を設置する際、正しい位置はどこでしょうか?

(1)壁側(2)中央(3)手前、正しい位置はどこでしょうか?



震度7の揺れを再現したこちらの映像をご覧ください。

まずは、手前につけた場合です。かなり揺れていますよね。しばらくすると棚が倒れてしまいました。



一方、壁側に設置すると…揺れが起きても、倒れる気配はありません。ということで、正解は(1)壁側でした。


そのメカニズムについて、家具の専門家に聞きました。

(MINAMI建築士事務所二級建築士インテリアプランナー 南順子さん)
「地震が起きたとき、たんすって実は、こう動いているんですよね。回転してます。回転の支点が、この手前の一番下、ここがこういうことで(揺れて)倒れるイメージですよね。倒れないようにするには、この支点から一番遠い対角線上のこの点を押さえるのが一番効果的ということになります」


そして、突っ張り棒のサイズなど正しい選び方・設置方法があるといいます

(MINAMI建築士事務所二級建築士インテリアプランナー 南順子さん)
「まずは、大きな家具と天井の間の長さといいますかね、それを測ること、つけ方のポイントは、足の部分の向きですね、それとタンスの向きを合わせること」


改めて正解は、「(1)の壁側」でした。【(5)足の向き】映像で、設置の際の正しい向きについて話がありましたが、画像の×ではなく、〇のように設置するようにしましょう。


ただ、突っ張り棒を付けていれば、絶対に安心というわけではありません。あくまで、地震が起きた時には、大きな家具から離れるのが鉄則です。状況に応じて適切な行動をとるようにしましょう。

RSKのホームページ「つながる防災の輪プロジェクト」では、このようなクイズのほか、命を守るためのさまざまな情報を掲載しています。ぜひ一度、アクセスしてみてください。防災クイズでした。