三重県熊野市の世界遺産「花の窟(はなのいわや)神社」で、2月の「お綱かけ神事」に向け、長さ170メートルの「お綱」作りが行われています。

花の窟神社では、毎年2月と10月にしめ縄のかけ替えを行う「お綱かけ神事」が行われています。

2月2日の神事に向け、地元の住民およそ60人が朝から、新しいお綱作りを行っています。

稲わらを柔らかくする「わら打ち」や、編み込み作業などを分担して行い、夕方にかけて直径3センチ、長さ170メートルもあるお綱7本が作られます。

(参加者)
「楽しいなと思いながら作らせてもらっています」
完成したお綱は、神事の前の日に1本に束ねられ、掛け替えられます。