異例なタイミングの「ゲリマンダー」日本への影響は
「ゲリマンダー」自体は昔からあった手法ですが、トランプ氏が異例なのは、タイミングです。
通例では10年ごとに行われる国勢調査後に、人口配分の見直しに合わせて行われます。

本来なら次の調査の2030年以降がそのタイミングなのですが、中間選挙のために大幅に前倒しをしたのです。

ゲリマンダーは複数の州で行われていて、上智大学の前嶋和弘教授は「共和党は全米で7〜10議席程度上積みできる」と見込んでいます。
ただ、戦後行われた20回の中間選挙では、政権側が平均で26議席失っていて、上積み分を考慮しても、共和党が下院で過半数を失うとの予想が複数あります。
過半数を失った場合、トランプ政権はどうなるのでしょうか。
前嶋教授は「日本にとってより付き合いにくい相手になる可能性がある」と指摘します。

というのも、民主党が罷免を求める弾劾訴追に動けば、トランプ氏は支持層を固めるため対決姿勢を強め、アメリカファーストを一段と推し進めます。その結果、日本は厳しい要求を突きつけられるというのです。
火の怪物に由来する「ゲリマンダー」。その火の粉が日本にも及ぶ可能性があるのです。














