終戦の日の15日、東京銀座にある広島県のアンテナショップで、買い物客が折り鶴を折って平和を祈りました。

夏休み中の土曜日。広島県のアンテナショップ「TAU(たう)」には、たくさんの買い物客が訪れていました。

店内の階段ギャラリーで、広島が歩んだきた歴史や平和への想いに触れてもらおうと、写真展が開催されていました。
写真家土田ヒロミさんの「ヒロシマ・モニュメント」という作品で、1979年から2019年にかけて街並みの移り変わりを定点撮影したものです。今回は「原爆ドームと相生橋」や「旧日本銀行広島支店」など8か所の作品を展示しています。

展示スペースの一角には折り鶴コーナーが設けられ、買い物に訪れた子ども連れや夫婦などが、次々に足を止めていました。
久しぶりに折り鶴を折ると言う人たち。それぞれに平和への想いがこもっていました。

教員だったころ平和学習する子どもたちを広島に引率したことがあるという男性は「騒がしかった子どもたちが静まりかえった語り部の話が忘れられない」と。
また、夫の勧めで6月に初めて原爆資料館を訪れたという女性は「資料館の展示に平和の大切さを考えさせられた。終戦の日のきょう、想いを形にできてよかった」と話し、折り鶴に向き合っていました。

TAUの松村将太副店長は「首都圏の皆さんは原爆や平和のことに触れる機会が広島より少ないかもしれないので、頭の片隅にでも置いてもらうきっかけになれば」と話していました。

写真展と折り鶴コーナーの設置は今月17日(月)までで、皆さんから集めた折り鶴は広島市の平和公園に届けるということです。