岐阜県御嵩町は、リニア中央新幹線の工事で出る残土の処分場計画で、候補地の貴重な植物を別の場所に移す保全策を提案しました。


岐阜県御嵩町は、おととし9月に、受け入れを前提に、リニア工事で出る残土の処分場計画について、JR東海と協議を進める方針を示しています。


21日開かれた5回目のフォーラムで、岐阜県御嵩町は、環境省が選ぶ「重要湿地」が候補地に含まれていることを説明し、ハナノキなど絶滅が危惧される植物を別の場所に移す保全策を提案しました。


御嵩町は、2月5日に「重要湿地」に関して、町民参加の勉強会を開き、具体的な保全策を協議する予定です。