北海道大学のキャンパス「エルムの杜」に鐘の音が響きます。

戦前に設置され長い間、鳴りを潜めていた時計塔の鐘が76年のときを経てよみがえりました。

「エルムの鐘」は1935年=昭和10年に、北海道大学農学部本館の時計塔に設置され、学生や教員らに授業や農作業の時間を知らせていましたが、戦時下に停止されました。

1950年に一度復活したものの故障で、使われることはありませんでした。

2026年、開学150周年の北大は長い間「エルムの杜」を見守ってきた鐘の修復を進め、14日に完了しました。

藤岡充人 記者
「鐘の音がキャンパスに響き渡ります。風の音が交じり心地の良い音色です」

北海道大学 寳金清博 総長
「学問の自由とそれを守ってきたアカデミアの精神。この鐘がシンボルとして50年後の学生や教員に聞いてもらえたらすばらしい」

鐘の音は録音され、9月開催の開学150周年記念式典で披露されます。