12日未明、萩市の郊外で住宅の屋根にいるクマが目撃されました。屋根裏のミツバチの巣が狙われたようです。
クマを目撃した男性(70)
「何か屋根の瓦がね割れる音がするんですよ。バーン、カシャンて言うんで」
クマが出没したのは萩市の中心部から3キロほどの目代地区です。
クマを目撃した男性(70)
「ビニールかけてますけど養生したんですよ。あれ見てください。あそこ裂けてるじゃないですか、木が。あれ、爪でがっさり落としたんです」
男性はきのう12日午前1時前、自宅の屋根に上っているクマを見つけました。瓦6枚と屋根の板が剥がされていました。
クマを目撃した男性(70)
「あの下にミツバチの巣があるんですよ」
屋根裏のミツバチの巣が狙われたとみられています。当時、男性は寝ていましたが大きな物音で気がつきました。外に出てライトで照らすとクマは逃げたということです。2階には母親(90代)が寝ていました。
クマを目撃した男性(70)
「おばあちゃんが何か天井裏に人がおると、何とかしてくれと言うから」
男性の母親
「音はガリガリ、バリバリいうて」
記者
「クマと思った?」
男性の母親
「いや、私はそんなことは思わん。クマじゃない」
男性
「そんなこと思ってませんよ」
男性はクマと分かっていれば、家の外に出なかったといいます。
クマを目撃した男性(70)
「足跡が残ってます。ほら」
クマはそばにある倉庫を伝って逃げたもようで足跡がくっきりと残っていました。
市の職員や猟友会がクマの足跡と確認したというとこです。
曲がった雨どいもクマの仕業とみられています。隣の住宅の壁の板も剥がされていて、ここにもハチの巣があったそうです。目代地区には住宅27戸があり、雨戸を閉めるなどして警戒しています。
11日は1.5キロほど離れた川上地域でも、ミツバチの巣箱がクマに壊され山の中ではふんも見つかりました。
萩市農政課有害鳥獣対策室 宗樂充将次長
「クマに出会ったときはまず慌てず、走って逃げないことが大事です。クマを刺激しないようにゆっくりと距離をとってその場から離れてください」
市は人に被害が出ないよう、猟友会などと連携してわなの設置などを検討しています。これまでにけがをした人はなく、警察は付近をパトカーで警戒し注意を呼びかけています。
住宅の屋根裏にはまだハチの巣があり、クマが再び来ることも心配されています。
このためクマがにおいを嫌がる木酢を屋根にまいたそうです。
警察によると2026年1月から7月末までに山口県内でのクマの目撃は151件で、前の年の同じ時期を39件、上回っています。夏休みにキャンプなどで山に入る機会も増えるので注意してください。














