前線を伴った低気圧や上空の寒気の影響で、きょうは北日本で天気が荒れる見込みです。北海道では日本海側を中心に大雪となり、交通機関にも影響が出ています。

北海道では断続的に雪の降り方が強まり、午前4時までの24時間に降った雪の量は北海道えりも町で26センチを観測しました。

雪の影響で、JR北海道は札幌圏を中心に快速や普通列車など73本の運休をすでに決めています。

また、きょう予想される最大瞬間風速は北海道と東北で25メートルとなっていて、気象庁は猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けています。

今回の寒気は、あす夜には抜けていきますが、24日から26日ごろにかけては日本列島上空に今シーズン一番の寒気が流れ込む見込みで、西日本や東日本でも大雪や非常に厳しい冷え込みとなるおそれがあります。