アメリカのトランプ大統領は先月、訪問先のトルコを出発する際、イランなどによる暗殺を警戒し、大統領専用機を「おとり」にして別の軍用機で移動したことを認めました。その方法とは。
見送りの人に手をあげて専用機に乗り込むトランプ大統領。先月、トルコで開催されたNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に参加したあと、現地を出発する際の映像です。しかし、この専用機に大統領は乗らなかったのです。
専用機に横付けされた、白いトラック。別の角度の写真ではトラックの荷台が持ち上がり、機体とつながっているように見えます。
ワシントン・ポストなど複数のアメリカメディアは、大統領専用機は「おとり」で、イランなどの暗殺を警戒したトランプ大統領は、専用機に乗り込んだあと、そばに待機していた食料などを運ぶトラックを使って機外へ出たと報じていました。
トランプ大統領
「私はシークレットサービスの指示に従って行動しただけだ」
トランプ大統領は11日、このように述べ、大統領専用機から密かに軍用機に乗り換えたことを認めました。
トランプ大統領
「私はたくさんの脅迫を受けている。皆さんが知らないものもある。重要な仕事をする大統領にはつきものだ。正直、何も心配していない。私のスタンスは“なんでも来い”だ」
ワシントン・ポストは「イランとの緊張が高まる中、アメリカの治安当局者がトランプ氏の安全をどれほど深く懸念していたかが浮き彫りになった」と論評しています。
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