新型コロナの「5類」への議論が進む中、大分県内で20日、新たに960人の感染が確認されました。県は「第8波のピークを越えた」という認識を示しています。

年代別の陽性者数は、0歳が13人、1~4歳が66人、5~9歳が77人、10代が120人、20代が83人、30代が118人、40代が141人、50代が113人、60~64歳が52人、65~69歳が33人、70代が57人、80代が57人、90歳以上が30人です。

新たなクラスターは3件で、高齢者施設と福祉施設で発生。保健所への報告対象は274人で、うち16人が中等症と診断されています。1日の感染者は3日連続で前の週の同じ曜日を下回り、今月12日以降は減少傾向が続いています。

また、70代1人と80代4人、それに90歳以上4人のあわせて9人が亡くなり、新型コロナによる県内の死者は589人となりました。

(県福祉保健部・藤内修二理事)「ピークを越えたと考えていい。今後どこまで下がるのか、しっかり下がり切ることが大事」

県はきょうの会見で「第8波のピークを越えた」との認識を示しました。ただ、インフルエンザとの同時流行も迫っていることから、油断しないよう呼びかけています。