多くの変形した柿が見つかった宮城県丸森町で、干し柿作りを手伝った大手スーパーが地元の特産品「ころ柿」として20日から販売しています。

丸森町では去年とれた柿のうちおよそ7割が変形していました。

これらの柿は機械で皮むきができないため、イオングループの社員30人が手作業で出っ張った部分をもぎとったりへこんだ部分を包丁でむいたり苦労しながら、ボランティアで干し柿作りを手伝いました。

特産品の「ころ柿」として商品になり、県内のイオングループ5店舗できょうから販売されています。

このうち柴田町のイオン船岡店には、丸森町耕野地区の生産者も訪れました。

耕野まちづくりセンター・大槻康浩さん:
「普段通りのおいしい柿なので召し上がっていただければ。奇形の柿だと溝があったり出っ張った部分があったりで、加工に手間が2倍・3倍とかかるところをお手伝いしてもらいました」


この「はーとふる干し柿」は230グラム入り、税込み540円で5店舗で合わせて300袋限定で販売されています。