競泳選手で東京オリンピック銀メダリストの本多灯被告が去年11月、車を運転中に人身事故を起こし、危険運転傷害の罪で在宅起訴されていたことがわかりました。

危険運転傷害の罪で在宅起訴されたのは、東京オリンピック競泳男子銀メダリストの本多灯被告(24)です。

東京地検立川支部によりますと、本多被告は去年11月21日午前、東京・多摩市で乗用車を走行中、対向車線にはみ出して対向車と衝突し、運転していた60代の男性に全治およそ1か月のけがを負わせたとして、危険運転傷害の罪で今年5月に在宅起訴されました。

事故が起きた道路は最高速度が30キロで、本多被告は当時、時速88キロから108キロで走行していたということです。

東京地検立川支部は、本多被告の認否を明らかにしていません。

日本水泳連盟によりますと、本多被告は在宅起訴された後の今年7月31日に連盟に報告したということです。

この際、本多被告は「プライベートな時間の交通事故だったので、当事者同士で解決すればいいと思っていた。認識が甘かった」と説明していたということです。

連盟は、日本代表としての活動の継続が適当ではないとして、本多被告と協議したうえで、今月12日に始まるパンパシフィック選手権と、来月の愛知・名古屋アジア大会への出場を辞退するということです。

日本水泳連盟は「刑事裁判の判決も参考にし、連盟の倫理規程に基づき処分を決定する」としています。

本多被告はイトマン東進の所属で、2021年東京五輪の競泳男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得していました。