後輩たちへの思いも、ページを割いて綴られています。その一人が今シーズン大きな飛躍を遂げた正木選手です。今から3年前。初の開幕スタメンに抜擢されながらも、結果が出ず苦しんでいた正木選手。中村選手は、当時の正木選手のある行動に注目していました。

「いつだって、勝つために」中村晃著本文より
『その日の夜だった。驚きとうれしい情報が入った。正木は日曜日に新幹線で福岡に戻ると、そのままドームに直行。夜遅くまでバットを振り込んでいたそうだ。これを聞いたとき、彼はきっとレギュラーになるだろうなと思った』

中村晃「まあ答え合わせしてくれてるなって感じますよね、本当に。彼もすごくね、怪我とかで苦しんでましたし。あんだけの気持ちの強さがあって、プロ野球で活躍したいと思わないとああいうことにはならないと思うんで。時間を経ていく中でこう、いい活躍ができてきてるなと思いましたので。僕の目は間違ってなかったと、言える日がくればいいですね」

「いつだって、勝つために」自身で名付けた本のタイトルには、常勝球団のホークスで戦い抜いた誇りが込められています。

中村晃「勝つことを義務付けられたチームで戦ってきたなと思うので。だからやっぱり勝つためにどうするかっていうのを考えながら自分も成長してきたなと思ったので、こういうタイトルがいいかなと思いました」