『キングダム』『国宝』『ゴールデンカムイ』などで知られる映画プロデューサーの松橋真三さんが、初の著書『凡人プロデューサー 日本映画で世界を変える!』発売記念イベントを開催。ゲストには、松橋さんがプロデューサーを務める映画『ブルーロック』で主演を務める高橋文哉さんが登壇しました。
すでに今回の書籍を読んだという高橋さんは〝いろんな先輩方の名前が出てくるんですけど、松橋さんの一人ひとりの俳優を見る目線がすごく明確。だからこそ、現場や現場前の、松橋さんの俳優という職業への向き合い方があるんだなと思いました。愛があるからこそ見えてくるものと、信頼から見えてくるもの。いろんなものが見えているんだなと思いました〟と、俳優としての視点からコメント。
松橋さんは、〝真剣にその人を知りたいと思っているので、そういうアプローチをしている。「この人は一緒に働いていける人だろうか」とか、役柄としてこうなって欲しいというのもあるし「主演としてどう活躍してくださるだろうか」とか〟と、俳優と接する時には常に頭をフル回転させていることを明かしていました。
また、『ブルーロック』の公開が今月7日に迫っている高橋さんは、〝来てほしかった8月7日が、だんだん来てほしくなくなっている。公開はスタートであり、ゴール。寂しさと不安もありながら、楽しみとワクワクもある〟と、複雑な心境を告白。自身が演じる潔世一に寄せるため、〝ボディスーツだけの潔の写真をジムの人に見せて、「4か月後にこれにしてください」って言って、サッカーを2年練習したように筋トレを4か月して体のラインを近づけた〟と、作品のための努力を明かしていました。
その『ブルーロック』出演のきっかけとなった、高橋さんと松橋さんの面談が3年半ほど前に行われていたそうで、松橋さんは〝「高橋文哉さんという役者が気になるので、会わせてもらえませんか」という話をして、それでオフィスまでいらしていただいた。なんとなく、私の中では『キングダム』についてみたいな感じで話をしていたので、『キングダム』の何かの役のオーディションだと思われていたかもしれない(笑)〟と、出会いを回想。高橋さんは〝本当はキングダム関係ないんですよ。ヤバくないですか?(笑) キングダム出る気満々で行って、どう出させてもらおうとか...〟と、当時の気持ちをぶっちゃけて笑いを誘っていました。
しかし、その面談は高橋さんにとって大きい意味を持つものだったそうで、高橋さんは〝その当時迷っていたんです。自分の実力と、街で知っていただいている母数が合っていない。自分のこのやるせなさはどこに行けばいいんだみたいな感覚があった。それを救ってもらった〟と、しみじみ。そんな高橋さんについて、松橋さんは〝初めて会った時から目がキラキラしていた。この人は主役をやる人だと。文哉さんの企画を考えたいと思った。そういう力がある〟と、絶賛していました。
さらに、高橋さんの「座長としての頼もしさ」という点に書籍の中でも触れている松橋さんは、〝みんなを鼓舞してチームワークを作るというのを無意識にやっていた。信じられないくらい仲良くなっている〟と、高橋さんが作りあげた現場の雰囲気に驚いたとのこと。これを受けた高橋さんは〝男がこれだけ集まって、上手くいくわけがないと思った。野心に溢れている人がたくさんいるんです〟と、内心は不安だったことを明かしつつ〝だからチームワークっていうのはどうやって作るんだろうというのは常に考えて、始まってすぐの時にみんなでご飯に行こうって言ったりとか。撮影で見ているものが全てじゃないっていうのが、それぞれみんなにあって欲しかった。ぶつかり合ってもいいし、何が起きても良いんですけど、嫌なぶつかりにならないようにするには「こいつ良いヤツじゃん」がないとダメ〟と、心構えを熱弁していました。
ちなみに、撮影開始当初「いちばん野心を感じて怖かった人」を聞かれると、高橋さんは〝僕ですね〟と、回答。〝「この作品で売れたい」「この作品で変えよう」と、ずっと言っていた。みんな最初は「勘弁してよ」みたいな感じだったんですけど、だんだん「こいつマジっぽいぞ」みたいな。それを今、みんなが口々に言ってくれてるのは、すごく嬉しいです〟と、自他ともに認める自身の情熱家ぶりを語っていました。
【担当:芸能情報ステーション】














