「熱中症くらいでは、どうってことはないと思っていた」ー。
この夏の日本列島も“危険な暑さ”が続いています。
熱中症の疑いで救急搬送される患者が後を絶ちません。
最前線で対応にあたる医療機関を取材しました。
7月29日。愛媛県松山市の中心部にある梶浦病院。
この日、重症者などを受け入れる二次救急の当番にあたっていました。

サイレンを鳴らして到着した救急車から運び込まれたのは、80代の男性です。
買い物に出かけた先で足元がおぼつかなくなり、異変に気付いた通行人が119番通報したといいます。

(医師)
「手足はちゃんと動いてる? ちゃんと握れるね?とりあえず点滴と採血をしましょう」
(看護師)
「暑かったのかな?」
(80代男性)
「暑い」

(看護師)
「水分は取っていた?」
(80代男性)
「取っていた」
診察した医師の判断で、点滴を行いました。
搬送当時、男性は会話もできる状態で、意識ははっきりとしていましたが、大量の汗をかいて脱水症状を起こしていたということです。

倒れた当時の恐怖を、男性はこう振り返ります。
(80代男性)
「もうろうとしているので、起きることもできなかった。熱中症くらいではどうってことはないと思っていた」

幸い男性の症状は軽く、1時間半ほどで回復し帰宅したそうです。














