食料品の消費税を1%に引き下げる方針をトップダウンで指示を出した高市総理。自民党内では異論が根強く、あすから始まる議論は難航することが予想されています。

きょう、自民党の臨時役員会に臨んだ高市総理。食料品の消費税の減税について、次のように指示しました。

自民党 鈴木俊一 幹事長
「来年4月からの消費税率引き下げに間に合わせるため、(総理から)党内の議論をまとめてほしいとの要請があった」

来年4月から2年間 食料品の消費税「実質ゼロ」実現へ

来年4月から2年間、食料品の消費税を1%に引き下げ、1%分を中低所得者への給付に充てることで、消費税の「実質ゼロ」を実現する方針です。

「決断する時は決断する」という言葉通り、“トップダウン”での意思表明となりました。

高市総理
「飲食料品については、2年間に限り消費税の対象としないこと、私自身の悲願でもありました」

2月の衆議院選挙で、食料品の消費税減税の実現に向けた「検討を加速する」と公約に掲げ、大勝した自民党。超党派でつくる「国民会議」を設置し、議論を重ねましたが、意見の隔たりは埋まりませんでした。

それでも「1%への引き下げ」を決断した理由について、政権幹部は。

政権幹部
「まずは公約を守るんだという意思表明だろう」

ただ、税について、総理みずから具体的な方針を示すのは異例です。