静岡県河津町教育委員会が使用する公用車が2026年5月まで、車検期間や自賠責保険の有効期間が満了した後にも使われていた件で、河津町は7月30日、一連の事実確認を終えたため、当時の担当職員の懲戒処分を行ったと発表しました。

当時担当だった30代の男性職員は、地方公務員法第33条の信用失墜行為に該当するとして、文書による訓告。また、職員の上司は、指導監督に適正を欠いていたとして口頭による厳重注意としました。

町によりますと、車検切れだったのはワゴンタイプの普通乗用車1台で、主に荷物の運搬に使われていました。前回車検を行った業者から、5月21日に「車検が切れているのでは」と町に連絡があり、車検切れが判明したということです。

車検の満了日は3月13日、自賠責保険の満了日は4月8日で、車検切れの状態で計14日、226キロ走行し、のべ14人が運転しましたが、事故はありませんでした。5月21日付でこの公用車の運転を中止、業者に車検を依頼し、警察に報告したということです。

町は再発防止策として、年度当初に全公用車の車検満了日を複数人で確認すること、複数の職員で車検スケジュールを共有すること、車内に車検満了日を示すカードを貼り付けることを挙げています。

河津町の大川良樹町長は「適正な事務を怠ったことにより、町民の行政に対する信頼を失墜させてしまったことにつきまして、深くおわび申し上げます。今後このようなことがないよう、再発防止を徹底し、信頼回復に向けて取り組んでまいります」などとコメントしました。