東南アジアで特殊詐欺に加担させる目的で男性を出国させ、「かけ子」として雇用させたとして職業安定法違反の罪に問われた男の裁判で、静岡地方裁判所は7月29日、懲役2年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、静岡県富士宮市に住む無職の男(26)です。

判決などによりますと、男は2025年1月、県内に住む20代の男性を東南アジアで特殊詐欺に加担させる目的で出国させたうえで、「かけ子」として雇用させました。

29日に静岡地裁で開かれた判決公判で丹羽芳徳裁判長は、「借金に困っている被害男性に犯罪を目的とする職業を紹介することで、特殊詐欺組織の人員確保に貢献した犯行は悪質」と指摘し、懲役2年の判決を言い渡しました。

被告の代理人弁護士は今後の対応について、「本人と話をして決めたい」としています。