増え続ける空き家を宿泊施設に再生し、まち全体を一つのホテルに見立てる。愛媛県新居浜市で新たな試みが始まりました。

「点在型ホテル新居浜モデル」と名づけられたこの試み。その拠点として、愛媛県新居浜市角野新田町にある広さ160平方メートル程の平屋を改修した宿泊施設がお披露目されました。

一棟貸しで定員は最大6人、1泊およそ2万円からです。手がけるのは空き家問題に取り組む一般社団法人「全国空き家アドバイザー協議会愛媛県新居浜支部」で、宿泊客に周辺の飲食店や商店街を利用してもらうことでまち全体でもてなし、地域活性化を図ります。

さらに空き家の持ち主と投資家を結びつけ、持ち主には「資産の維持」、投資家には「ビジネスチャンス」と、双方にメリットが生まれる新たなモデルを目指しています。

田中政守事務局長
「地域にとってもメリットがある。所有者にとってもメリットあるし、もちろん投資家にとってもメリットがある。今後愛媛県新居浜市から、空き家を一つでもなくすような取り組みが、出来ているのではないかと思っている」

新居浜市の2023年度時点の空き家は1万5千戸近くに上り、全体に占める割合も2割を超えています。団体は空き家の再生を進め、将来的には自治体とも連携し、災害時に防災施設として活用できる態勢も視野に入れています。