水辺の生き物などを展示している高知県四万十市の「四万十川学遊館」の展示に、珍しいハゼの仲間が加わりました。

7月25日から「四万十川学遊館」の展示に加わったこちらの魚。細長い魚体は一見ドジョウのようにも見えますが、実はハゼの仲間、「ドウクツミミズハゼ」です。

高知大学の短期研究員、岡村恭平さんが4月に県東部の河川で捕獲しました。国内でわずか7つの県でしか生息が確認されていない非常に珍しい魚種で、生息には水質の良い河川が必要だということです。岡村さんが以前から交流のある四万十川学遊館のスタッフ、野村さんに展示を提案し、今回「さかな館」の水槽に並ぶことになりました。

高知大学理工学部 海洋生物学研究室 岡村恭平 短期研究員
「海に近い地下水に棲む魚で、水がきれいな環境にしか棲むことができないので、全国的にも貴重な魚となります。釣りや網では絶対に捕まえられなくて、穴を掘って捕まえるが、そういう変わった特徴がなかなか(研究の)やりがいがあるものだと考えております。生きたままの姿が展示されているということはまず無いので、ぜひ見にきていただければと思います」

四万十川学遊館では四万十川などに生息する魚類300種類、2000匹を常設展示しています。現在は、夏休み限定のミニ企画展示も行われていて、珍しい「ドウクツミミズハゼ」と合わせて子どもたちに魚類の生態や自然環境などを学ぶ機会にしてほしいとしています。