■第108回全国高校野球選手権埼玉大会 決勝 花咲徳栄 7ー3 浦和学院 (26日 県営大宮球場)

埼玉大会決勝では、浦和学院が花咲徳栄に3ー7で敗れ、3年ぶり16度目の甲子園とはならなかった。勝った花咲徳栄は2年ぶり9度目の甲子園出場を決めた。試合は1ー1の同点で迎えた8回、3番手の日髙創太(3年)が奥野敬太(3年)に2点適時打を浴びるなど、計3点を失い逆転を許す。8回に鈴木謙心(3年)の適時打などで1点差まで追い上げるも、9回にも3点を失い、敗戦した。

両校は秋、春にも対戦があり、昨秋は花咲徳栄が3ー2、今春は浦和学院が11ー7で勝利している。決勝戦での対戦は、浦和学院が7ー2で勝利して以来、3年ぶりとなる。

浦和学院は、秋に関東大会ベスト8、春は関東大会準優勝。今夏は決勝戦までの全6試合にすべてコールド勝ち。準決勝では、春ベスト4の立教新座を、9ー0(7回コールド)で下し、決勝進出を決めた。ここまで得点は54、失点は2回戦、3回戦で失った2点のみと盤石の戦いを見せている。

先発は背番号9右腕・西村虎龍(3年)。4回戦・城北埼玉戦では7回参考ながらノーヒットノーランを達成、準決勝の立教新座戦でも先発し、6回を8奪三振、無失点と好投している。

後攻の浦和学院は初回、2死から四球を与えると、4番・佐伯真聡(3年)に左翼線を破る二塁打、さらに続く打者にも四球を与え、満塁のピンチを招く。しかし次打者を空振り三振に斬って取り、無失点に抑える立ち上がり。

2回、先頭の4番・内藤蒼(3年)がチーム初安打となる左安を放つ。しかし後続は空三振、左飛、右飛に倒れ、走者を進められず。

3回、1死から9番・城間琥珀(3年)が右中間へ三塁打を放ちチャンスメイク。1番・玉榮久豊(3年)の遊ゴロ間に走者が生還し、先制に成功する。

6回、西村は先頭の東村に右中間を破る三塁打を許す。次打者を打ち取るも、佐伯に前進守備の二遊間を破る適時打を浴び、1ー1の同点に追いつかれる。代わった背番号10左腕・佐々木蓮也(2年)も一、二塁とされるが、併殺打に打ち取り勝ち越しは許さず。

7回、佐々木は1死から高原一樹(2年)に左中間への二塁打、続く打者に四球を与えたところで、背番号1右腕・日髙にスイッチ。右翼線へ鋭い打球を放たれるも、予めライン際に寄っていた右翼手が好捕。飛び出していた二塁走者は戻り切れず併殺が完成し、ピンチを切り抜ける。

その裏、先頭の伊藤が中安を放ち出塁、初球で二盗を試みるも失敗に終わる。2死から西村が中安を放つが、再び二盗失敗。

8回、日高は1死から3番・笹崎昌久(3年)に三塁線を破る二塁打を浴び、さらに暴投で三塁へ進まれる。四球で一、三塁とされ、5番・奥野に中堅手の頭上を越える2点適時二塁打を許し、1ー3と勝ち越される。さらに代わった伊藤が2死三塁から本田新志(3年)に適時打を許し、1ー4。

その裏、先頭の大宮翔(2年)が右中間を破る三塁打を放ち、その後1死一、三塁から藤澤 昂輝(3年)の三ゴロ間に1点を返し、2ー4。さらに暴投で2死二塁とすると、鈴木が左中間を破る適時二塁打を放ち、3ー4と1点差に追い上げる。

9回、伊藤は岩井虹太郎(3年)に左安、自身の失策で一、二塁とされると、笹崎に左中間を破る2点適時三塁打を浴び、3ー6。続く佐伯にも三遊間を破る適時打を許し、3-7。

その裏、1死から代打で登場した主将・蜂巣祥万(3年)、西村が連打を放つなど、2死二、三塁のチャンスを作るも、代打・伊佐怜王(3年)が倒れ、得点を挙げられず3ー7で敗戦した。2023年以来、3年ぶりの夏の甲子園出場とはならなかった。