建設現場の省人化を目指して有人操作と同じくらいの作業効率を可能とする重機の遠隔操作の実証試験が土佐市で行われています。
実証試験に取り組んでいるのは、高知市の建設会社福留開発と、東京の大手建設機械メーカー日立建機です。重機の遠隔操作の試験は、国交省が2040年度までの目標として掲げる「建設現場に必要な人員を3割少なくすること」を目指し、2026年6月から行われています。試験の内容は、遠隔で油圧ショベルを操作し、掘削する作業です。

従来の重機の遠隔操作では、車体に取り付けられたカメラと定点カメラで施工状況を把握していましたが、操作する人が見られるのはカメラの映像のみのため、作業の効率が有人操作に比べて6割ほどに落ちるということです。
しかし、今回の試験の重機はカメラ以外に専用のセンサーを設置していて、施工状況をより俯瞰的に把握することができるようになっています。このため有人操作と同じくらいの作業量をこなせられるようになったということです。

▼福留開発土木部ICT推進室 田村駿典 課長代理
「この技術をもっと改善していくことができれば、担い手不足や少子高齢化に伴う問題を克服することができる」
実証試験は、2027年2月ごろまで行われる予定です。














