400年以上の歴史を誇る、やきものの街・波佐見町。緑豊かな山あいに広がるその町並みを、一歩離れた空から見つめると、白く輝く壮大な岩肌が姿を現します。

波佐見焼の発展を陰から支え続けてきた「白岳山」。

かつてこの山からは、磁器の原料となる上質な「陶石」が惜しみなく採掘されていました。ここに眠る大地の恵みが発見されたことこそが、波佐見焼の歴史の産声であり、まさに街の「始まりの場所」です。

地球の営みがもたらした地質という奇跡が、人々の手によって美しい器へと姿を変え、一大産業へと咲き誇っていきました。

大規模な採掘場としての役目を終えた今も、白岳山はその白い岩肌を静かに抱きながら、やきものと共に歩む街の行く末を、温かく見守り続けています。
音楽:Nagasaki Green & Blue(大島ミチル)














