高知市の70代男性が刑事を騙る男らにおよそ3280万円を騙し取られていたことが分かりました。

高知県警によりますと6月23日、高知市の70代男性の家に郵送会社を騙る男から電話があり、「あなた宛ての郵便の中に送ってはいけない現金がある」などと話した後、刑事を騙る女に代わりました。女は金融調査の名目で男性から口座番号や個人情報などを聞き出した後、今度は別の刑事を騙る男から電話で「資金洗浄にあなたが関わっている容疑がある」などと言われ、男性はスマートフォンを契約しました。その後、男性はこのスマホを使って男とやり取りをしながら、指示されるがままに、銀行口座と暗号資産口座を開設。現金2400万円を口座に入金し、「イーサリアム」と呼ばれる暗号資産を購入しました。

そして7月2日から4日にかけて3回にわたり、指示されたアドレスに送金しました。男性は6日と8日にも新たに880万円分のイーサリアムを購入し、指示されたアドレスに送金しました。男性が県外に住む家族に相談したところ、詐欺ではないかと言われ、警察に相談し、被害に気付いたということです。

県警によりますと、2026年7月20日までに85件の特殊詐欺被害が発生。被害額はおよそ6億3188万円に上るということです。