中国・大連市で起きた日本人の拘束事案を受け、金杉憲治駐中国大使は北京で開かれた日本企業の交流会で、中国による日本への輸出規制強化に注意を呼びかけました。
金杉大使は17日に北京で開かれた「第30回全国日本人交流会」での挨拶で、「現在最も留意すべき事項の一つは、中国による輸出規制の強化である」と強調。
日本への軍民両用品の輸出について、「当局から何らかの疑義が提起されるなど、不安な点がある場合には遠慮なく大使館や総領事館に連絡してほしい」と注意を呼びかけました。
また、中国で活動する日本企業の団体・中国日本商会の本間哲朗会長も「中国におけるレアアース輸出規制や両用品目規制は一段と厳しさを増している」と述べました。
中国は今年1月以降、日本への軍民両用品の輸出規制を強化していて、大連市では日本人2人が輸出入に関する罪に抵触した疑いで中国当局に拘束・逮捕されています。
交流会には中国各地の日本商工会や大使館の関係者など200人あまりが参加。日本企業が各地で直面している課題などについて意見交換を行いました。
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