10年で地価は2.5倍に ビルを「平屋テナント」に再生させた仕掛け人
この西新町横丁を手掛けたのは、サザエさん商店街通り連合会の会長、川崎慎吾さんです。
実はここには、もともと川崎さんが所有するビルが建っていました。
それを3年前に取り壊し、あえて「1階建てのテナント」へと再生させたのです。


サザエさん商店街通り連合会 川崎慎吾 会長
「ここは元々ビルがあった。わざわざビルを壊して平屋を建てて、どんどん時代が移って行く中で地代では(平屋は)合わないので悩みましたけど結果的に商店街がにぎわえば」
戦後まもない頃から庶民の台所、そして市場として、「リヤカー部隊」とともに独自の発展を遂げてきた西新商店街。
しかし、文教地区として栄えると、交通の利便性の高さも相まって、マンション需要が急増。
今では、建物の老朽化も重なり、次々と高層ビルへの建て替えが進んでいます。

これは、西新4丁目の「公示地価」の推移です。2016年は1平方メートルあたり53万2000円でしたが、2026年は135万円まで上昇。
この10年でおよそ2.5倍に。まさに地価高騰の波が押し寄せているのです。
そんな時代に、なぜ「小さなテナント」にこだわったのでしょうか。














