岡山県瀬戸内市の国立ハンセン病療養所長島愛生園にある建物などが国の登録有形文化財に登録されることになりました。

初の国立療養所として1930年に創立された長島愛生園で今回登録へ向け答申されたのは十坪住宅など4件です。

十坪住宅は、ハンセン病のかつての患者の住宅不足を解消するため建てられたもので、国の誤った隔離政策の歴史を後世に伝えています。

また療養所内で唯一設置されていた高等学校、旧邑久高等学校新良田教室講堂・正門や

園内の記念碑的建築である長島愛生園恩賜記念館も選ばれました。

今回の答申で長島愛生園の登録有形文化財は12件となります。

(長島愛生園歴史観主任学芸員 木下浩さん)
「愛生園のこの古い施設がたくさん指定されることはとてもいいこと。国指定史跡、さらにはその先に世界遺産もあります。そういったところにもやがてつながっていけばいいかなと思っています」

このほか、岡山市北区の天神山文化プラザなど合わせて9件が登録有形文化財に選ばれています。岡山県内の建造物の登録数は397件となる見通しです。