あす(17日)にも法案成立する見通しの皇室典範改正案について、宮内庁長官は制度の影響を受ける皇族方に対し「できるだけ早い時期に制度改正の説明をする」とコメントしました。
宮内庁の黒田武一郎長官はきょう(16日)午後、定例の記者会見で皇族数確保に向けた皇室典範改正案についてコメントしました。
■女性皇族の結婚後の身分
女性皇族の結婚後、その夫や子が皇室の行事に出席することが可能か問われると、「一般論として公的なご活動について同行は可能」としたうえ、個別に適切な判断をするとしました。
また、未婚の女性皇族への今後の意向確認については、「宮内庁としては法律が成立したからといって直ちにご意思を確認することは考えていない」としたうえ「婚姻までの然るべき適切なタイミングにおいて」と述べました。
■旧宮家男系男子の養子案
養子となりうる男子については「対象となる方を把握していない」とし、その調査や対象者との接触タイミングについて「具体的なことは決まっていない」と述べました。
対象者が皇室に入ることになった場合、「その方に皇室に関することについて学んで頂く機会を設ける」「ご結婚される妃殿下についても、さまざまな機会をこれまでに設けていたので、そういうことも参考にしながら」としました。
また、法律成立後、制度の影響を受けうる皇族方に対して、「できるだけ早い時期に、できれば私自身が時間をいただいて、このような制度改正がされることになりましたという仕組みを説明させていただく」としました。
このほか、新たに皇室入りする個人が特定されて誹謗中傷等のリスクがあることを記者から問われると、「プロセスは静かに見守って頂きたい」と強調しました。
改正議論をめぐっては、きのう(15日)から参議院の特別委員会で審議がおこなわれ、きょう(16日)夕方にも可決される予定で、あす(17日)法案が成立する公算が大きくなっています。
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