2024年、高知東部自動車道で車が正面衝突し1歳の男の子が亡くなった事故の裁判で、対向車線にはみ出して事故を起こした罪に問われている被告に対し、高知地裁は禁錮4年の実刑判決を下しました。

起訴内容によりますと、高知市の竹崎壽洋(たけざき・としひろ)被告(62)は2024年9月、対面通行の高知東部自動車道で、「運転支援システム」を起動させて走行中に対向車線にはみ出して、ワンボックスカーと正面衝突する事故を起こし、ワンボックスカーの後部座席に乗っていた当時1歳の男の子・神農煌瑛(かみの・こうえい)ちゃんを死亡させた、過失運転致死傷の罪に問われていました。

検察官は、被告がこれまで常習的に運転中にシートベルトを外してズボンを履き替えていたことや、事故直後、救護しなかったことを指摘。「悪質かつ極めて重大な過失だ」として、「禁錮7年」を求刑。

一方、弁護人は「被告は衝突の際に頭をぶつけたことで一時的に記憶をなくした」と主張し、「その状況で救助活動を行うのは難しい」などとして、「公平かつ公正な判決」を求めていました。