■MLB オールスターゲーム ア・リーグ4ー0ナ・リーグ(日本時間15日、シチズンズ・バンク・パーク)
ホワイトソックスの村上宗隆(26)は7回に守備から登場、9回のオールスター初打席は空振り三振に終わった。ドジャースの山本由伸(27)は2年連続登板なしに終わった。試合はア・リーグが1回に3点を奪い、8回には村上のチームメイト・M.バルガス(26、ホワイトソックス)がオールスター初アーチで快勝、ナ・リーグはわずか3安打に抑えられて15三振奪われた。MVPは先制タイムリーのC.ベリンジャー(31、ヤンキース)が獲得した。
1日だけの夢の球宴、MLBオールスターゲーム。ア・リーグの先発はD.シース(ブルージェイズ)、ナ・リーグは中2日で地元のC.サンチェス(フィリーズ)となった。昨季は9回で6対6の同点となり、各リーグ3人によるスイングオフで決着がついた。今年も試合開始前に同点だった場合のスイングオフ参加者が決められて、ア・リーグ3人に村上が選出された。
試合前の選手紹介ではMLB史上最速となる球速105.8マイル(170.3キロ)をマークしたA.チャップマン(38、レッドソックス)の横で名前を呼ばれると球場は大歓声、帽子を取って挨拶した。ドジャースの山本由伸(27)が紹介されると大ブーイングが起こった。
2年連続出場のドジャース・山本は登板間隔の都合で登板なしだがベンチで交流、前日の会見では「去年ともメンバーが変わっていたりするので、新しく話せるメンバーもいるので楽しみ。年に一回なので楽しみたい」と話していた。試合開始後はすぐに24年サイヤング賞投手のC.セール(37、ブレーブス)の横に陣取っていた。
立ち上がりナ・リーグ先発のサンチェスは2死満塁から6番・ベリンジャーにセンター前への2点タイムリー、さらに8番・B.ライス(27、ヤンキース)もタイムリーとヤンキース勢が連続タイムリーでア・リーグが3点を先制した。
3回表にはベンチで村上が電話出演、解説の松井秀喜氏と会話、松井氏が「足の方は全く問題ないですか」と聞くと「大丈夫です。1か月ちょっと休んじゃったんですけど何とか」と答えて、「いい場面で出てきてほしいなと」と聞くと、「どうなんですかね。ファーストがいっぱいいるので、どうなるかわからないです」と話し、「何も言われてないんですね」の問いには「何も聞かされてないので、もしかしたら出ないかもしれないです」と笑っていた。
3回までノーヒットに抑えられていたナ・リーグは4回、先頭のJ.ソト(27、メッツ)がチーム初ヒットで出塁。しかし、3番・F.フリーマン(36、ドジャース)、4番・CJ.エイブラムス(25、ナショナルズ)が2者連続空振り三振など無得点に終わった。
5回、ア・リーグは23年から25年まで巨人で活躍したF.グリフィン(30、ナショナルズ)が登板、先頭の代打・Y.ディアス(34、レイズ)から空振り三振を奪うと、続くD.ディングラー(27、タイガース)も空振り三振と1回を無失点に抑えた。
すると、その裏、ナ・リーグは18年から21年まで日本ハム・ソフトバンクで活躍したN.マルティネス(35、レイズ)が登板、地元のB.マーシュ(28、フィリーズ)から三振、セカンドのE.クレメント(30、ブルージェイズ)の好プレーなどでこちらも1回を無失点。
そして、3対0とア・リーグが3点リードの7回、ついに村上が守備から夢の球宴へ初出場、2死一塁で投手交代となると、村上もマウンドに集まり、チームメイトのM.バルガス(26、ホワイトソックス)と肩を組んで笑顔で会話していた。この回、村上の守備機会はなかった。
8回にはバルガスがレフトスタンドへオールスター初アーチ、チームメイトの一撃に村上も笑顔を見せた。そして、9回、先頭で迎えた村上のオールスター初打席、オレンジのバットで打席に入り、相手は剛腕M.ミラー(27、パドレス)と対戦。1球目は100マイル(161キロ)に空振り、2球目も101マイル(163キロ)に空振り、そして、カウント1-2から101マイル(163キロ)の空振り三振、オールストレート勝負で打ち取られた。最後はピッチャーゴロでウイニングボールを村上がつかみア・リーグが4対0で勝利、ナ・リーグはわずか3安打、15三振と打線が振るわなかった。MVPは先制タイムリーのベリンジャーが獲得した。














