悲しみ癒えぬ母親、続く誹謗中傷
高校生の母親のコメント(2022年11月)
「視力がなくなるだけでなく、眼球まで潰されてしまい息子の目はもう元の状態に戻ることはありません。このような悲劇にあった17歳の息子に対し、警察官は自分の保身ばかりしているようにみえます。接触時の防犯カメラ映像、目撃情報はありません。息子の話は一貫していて本当のことを言っています」
「何度も証言内容が変わる人間とどちらが嘘つきでしょうか。『警察官がそんなことをするはずない』という先入観から息子のいう事を信じてもらえないのだと思います」
右眼球破裂、右頬骨骨折、右眼窩底骨折、右前頭葉脳挫傷等の重いけがをした少年。それだけでなく、「少年が暴走行為をしていた」「ヘルメットをしていなかった」「盗難車だった」などの誤情報を信じる人がネット上で放つ誹謗中傷にも苦しめられています。
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その後、高校生(当時)に警棒を接触させた警察官は訴追され、業務上過失傷害罪で罰金100万円の有罪判決が下りました。元高校生の代理人弁護士は、県が支払う損害賠償金9000万円余りの一部は、この警察官本人に負担させるべきだと訴えました。刑事の判決では、警察官が走ってくるバイクの運転者の前に警棒を持った右手を差し出した行為の危険性を認め、「警察官に課せられた基本的な注意義務に反する」とも指摘しているなどの理由からです。
また、男性の代理人弁護士によると、「無免許だった」など、男性や家族に対する事実に基づかないネット上での誹謗中傷は今も続いています。代理人は、「誹謗中傷には断固たる措置をとる」として、法的措置を含めて対処する方針を示しています。














