国会では、「副首都」法案があす、衆議院を通過する見通しとなりました。しかし、会期末までの成立は困難な情勢で、与党からは会期延長論も出ています。

衆院特別委 丹羽秀樹 委員長
「質疑終局・討論・採決まで合意ができました」

自民党、日本維新の会が成立を急ぐ「副首都」法案。与野党はあすの本会議の採決まで合意し、衆議院を通過する見通しとなった一方で、政府提出の「予防接種法改正案」も含め、会期末までの成立は困難な状況となっています。

与党からは小幅な会期延長論も出ていますが…

中道改革連合 階猛 幹事長
「そもそも、会期延長をせざるを得なくなっているような状況を招いた責任を追及していきたい」

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「(集中審議を)最初からやればよかったと思うんですよね。結局、無駄に時間を過ごしてしまって」

野党側は、政府・与党が高市総理出席の集中審議の開催に応じず、国会に空白を生じさせたことなどが原因だと批判しました。

衆議院・予算委員会で開催された集中審議の回数と時間を集計したものです。

▼高市総理(2026) 集中審議3回、合計14時間
▼石破総理(2025) 集中審議8回、合計41時間
▼岸田総理(2024) 集中審議7回、合計33時間40分
▼岸田総理(2023) 集中審議5回、合計29時間
▼岸田総理(2022) 集中審議6回、合計32時間
▼菅 総理(2021) 集中審議5回、合計27時間

高市総理は直近の政権と比較して、出席時間がおよそ半分から3分の1程度に留まっていることが分かります。

こうしたなか、木原官房長官はきのう、「高市総理がいまの国会の会期中に集中審議に必ず応じる意向だ」と記者団に明らかにするという異例の対応を取りました。

ただ、3日後に迫る会期末を前に、集中審議の具体的な日程は決まっていません。与党側からは「1週間程度の会期延長」との声もあがり、調整が進んでいます。