近年、急速に増加しているイノシシの食害についてです。青森県東北町にあるナガイモの畑で20頭以上のイノシシが荒らしている姿が撮影されました。
被害額は100万以上にのぼります。
7月5日、東北町のナガイモ畑で撮影された映像。
イノシシが20頭以上で群れを成して土を掘り起こしています。
種イモを食べているものと見られます。
この畑には「わな」もありますが、かかることはなかったということです。
イノシシは翌日の6日夜にも姿を現し、食い荒らしていきました。
この畑を運営している「おとべ農産」では、5月頃から被害が目立ち始め、これまでの被害は20アールで少なくとも100万円にのぼるということです。
同じ東北町にある「乙部農園」の畑でも6月、イノシシに荒らされた跡が確認されていました。
JAゆうき青森ながいも部会 生産者 乙部大作さん
「1~2年かけて育ててきた、時間も経費も労力も使って作った種なので、それをイノシシに食べられると、今までの苦労も無駄になる。農家としてはめちゃくちゃダメージが大きいです」
東北町では、2025年6月にもイノシシがナガイモの種いもを食べる姿が撮影されています。
イノシシの食害は2024年度は町に報告はありませんでしたが、昨年度は8件。今年度は既に倍以上の19件にのぼるようになりました。
JAゆうき青森ながいも部会 生産者 乙部大作さん
「去年の春先に初めて、ながいも部会で被害があったと言う人がいて、そこからちらほら話は聞いていたんですが、今年に入って急に『うちも』『うちも』という感じで、結構増えてきています」
町は対策として「くくりわな」の設置などを進めていますが、捕獲できたのは昨年度は3頭、今年度は2頭にとどまっていて、依然として生産者の頭を悩ませる日々が続いています。
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