ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、視聴者から番組に寄せられた“調査してほしい道”を大調査!全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニア歴28年の鹿取茂雄さんが、愛知県にある“謎の道”の解明に挑みます。

東山公園に廃道!?何のために造られた道なのか大調査

鹿取さんが訪れたのは、名古屋市東部にある「東山公園」。「バンテリンドーム ナゴヤ」約53個分という敷地内には「東山動植物園」もあり、名古屋市民なら誰もが知る定番の観光スポットです。

そんな東山公園内には、東山動植物園の少し南にある植田山に廃道が存在しているとのこと。周辺には、東山動植物園の正門を起点・終点とする6.2kmのウォーキングコース「東山一万歩コース」などハイキングコースが数多くありますが、目的の道はそれらとは雰囲気が違い、普通の山道でもない様子。

土地を管理する名古屋市にもその道の資料はなく、今回は鹿取さんが何のために造られた道なのか調査することに。

さっそく駐車場から目的の道に向かうと、入口にはバリケードが設置されており、歩行者のみが通れる状態。中へ入り、落ち葉が積もる山道を進むと、ベンチやコンクリートの残骸に、人工的に造られた切り通しがあります。

大量のコンクリートブロックが放置された謎の場所に、「柱と屋根だけの東屋(あずまや)のような建物があったかも」と鹿取さん。瓦やタイルなどの残骸も見られ、「火が焚ける竈があったのかもしれない」と続けます。

謎が深まる中、さらに先へ進むと途端に道の状況が悪くなり、次第に道の原型が消失。道は荒れ果てていますが、側溝が両サイドにあることから、2車線分の道があったと鹿取さんは考察します。

そして、歩くこと30分。道の終着点に到着すると、一風変わった形をした焼却炉らしきものが現れます。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「焼却炉ですけど、中に入っているのはゴミじゃない気がする。高温にする炉のようなものとか」

歩いてきた道は現在、東山公園線(名古屋市道)で東山動植物園と分断されるような形で行き止まりに。フェンスが設置され、通り抜けできないようになっています。