ハンセン病の療養所がある全国12の市や町で構成される協議会のメンバーが鹿屋市の星塚敬愛園を訪れ、施設で亡くなった入所者の納骨堂に献花しました。

星塚敬愛園を訪れたのは国立のハンセン病療養所がある全国12の自治体で構成する協議会のメンバーです。

ハンセン病は「らい菌」という細菌の感染で末梢神経のまひなどが起こる病気で、日本ではかつて「らい予防法」により患者を強制隔離する政策が長く続きました。らい予防法が廃止されことし4月で30年です。

協議会のメンバーら40人は強制隔離され星塚敬愛園で生涯を終えた1644人が眠る納骨堂に花を手向けました。

(全国ハンセン病療養所所在市町連絡協議会 渡部尚会長)「まだまだハンセン病に対する患者さんや家族に対する偏見・差別が根強い」

5月1日時点で全国の療養所の入所者は551人、平均年齢は89.2歳、星塚敬愛園は46人で平均年齢は90.7歳と高齢化が進んでいます。

協議会はらい予防法により差別を受けた人たちの名誉回復や療養所の環境整備を国に求めていくとしています。