広島車両所の「第1主棟」へ 被爆乗り越え83年
そんな広島車両所で、一番大きい建物が「第1主棟」です。中では、電気機関車レッドサンダーが整備を待っていました。機関車の屋根を外し、中に積まれているモーターや制御装置を大型のクレーンですべて取り外します。

重量物を運ぶクレーンの進む方向は「東西南北」の代わりに「府中・矢賀・広島・温品」と地名が書かれ、広島らしさを感じられます。

第1主棟は、1943年に当時の国鉄・広島工機部として操業を開始して以来、現役で使われ続けている「被爆建物」でもあります。
車両所の歴史を記した二十年史を開くと、原爆によって第1主棟は屋根が大破、窓ガラスは全て壊れ「惨憺(さんたん)たるありさまだった」と記されています。














