アメリカ司法省は20日、新型コロナの感染対策をめぐり南部フロリダ州の裁判所が公共交通機関でのマスク着用義務を「無効」とした判断を不服として上訴しました。

公共交通機関でのマスク着用をめぐっては、CDC=疾病対策センターが新型コロナの感染対策として義務付けてきましたが、フロリダ州の連邦地裁が18日、「無効」と判断。大手航空会社などが相次いで着用義務を撤廃しています。

連邦地裁の判断に対しCDCは20日、「公共交通機関でのマスク着用義務は引き続き必要」と結論づけ、これをもとに司法省が上訴しました。

連邦地裁の判断ではマスク着用義務について「保健当局の権限を超えている」とされましたが、サキ大統領報道官は20日の記者会見で「公衆衛生上の危機に対するCDCの権限を維持する必要がある」と上訴の狙いを説明しています。