公共交通の維持に向け、青森県むつ市は、自動車に関連するデジタル技術を活用した課題解決に取り組むため、民間企業から人材を受け入れる協定を締結しました。

むつ市に派遣されるのは、車載機器の開発を手がけるパナソニックITSの天笠雅之さんです。

今回の派遣は総務省の「地域活性化起業人制度」を活用したもので、9日に両者が協定を結びました。

むつ市では、市内を走るバスやタクシーの運転手の半数以上が60歳以上と高齢化が進むなど、将来的な運転手不足の懸念や公共交通の再編が課題となっています。

この課題解決に向け、デジタル技術などを活用して北海道室蘭市のほか各地方で、交通手段を1つのサービスとしてつなぐMaaS構築に取り組む、パナソニックITSの知見を活かしたい考えです。

むつ市 山本知也 市長
「むつ市は合併した4市町村、どこでも交通空白地があると捉えているので、そこの解消に向けて取り組んでいきたいなと思います」

パナソニックITS 天笠雅之さん
「実証実験みたいなことをはじめて、1つずつ、1エリアずつ形にしていきたいなという思いはもっています」

天笠さんはこれから、月の半分ほどをむつ市で勤務をしながら市が抱える交通課題の解決に取り組みます。

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