島根県松江市にある島根原子力発電所2号機で、中国電力が計画を進めているプルサーマル発電について、住民説明会が、8日、松江市を皮切りに始まりました。

原発の立地自治体松江市で開かれたプルサーマル発電の住民説明会。周辺自治体などからの要望に応じ、中国電力が開催したもので、住民らおよそ60人が参加しました。

使用済み核燃料を再処理して使用するプルサーマル発電について、資源エネルギー庁の担当者が、エネルギー資源の有効活用として必要な国策であると説明。建設中の青森県の再処理工場など、核燃料サイクルの進捗も報告しました

続いて中国電力の担当者が、プルサーマル発電の仕組みや国内外での実績などを例に安全性について説明しました。

参加した住民からは、「再処理工場が完成していないのに、プルサーマル計画を進めるのはおかしい」「負担を強いられる住民(立地地域)への地域振興が必要」などといった意見が出ていました。

2号機のプルサーマル発電については2009年に島根県と松江市が事前了解していますが、2024年の2号機再稼働後での住民説明会は、今回が初めてです。

中国電力 谷浦亘島根原子力本部長「当社がプルサーマル発電を進めていくに当たりましては、周辺地域を含めた地元の皆様方のご理解が何よりも重要だと考えております」「今後の説明会においてもしっかりとご説明し、ご理解が頂けるように取り組んで参りたいと思いました」

住民説明会は、今後、松江の他、出雲や米子、境港など、周辺自治体でも順次開催されます。